ビオ オジヤンカフェ 原宿本店
「ビオ オジヤンカフェ」は、日本で唯一のおじや専門店として、1999年、ファッションの聖地、裏原宿のキャットストリート沿いにオープンしたお店。明治神宮前から徒歩5分ほどの場所にあります。
Ojiyan(おじや)のベースは「極みかつお出汁」と「和み昆布出汁」の2種類。このベースにフレーバーやトッピングをお好みで選び、カスタマイズするスタイルです。
フレーバーは、おろし生姜、柚子胡椒とおろし生姜、自家製キーマカレー、坦々風の4種。トッピングはとろろや明太子、若鶏のハーブ揚げ、パクチーなど全部で18種類。
トッピングの一つに「オクラとモロヘイヤ」があります。
「和み昆布出汁」のベースに「オクラとモロヘイヤ」「釜揚げシラス」の2つをトッピングしてみました。
「和み昆布出汁」のおじやは、北海道産昆布の出汁に、味付けは藻塩のみというシンプルなベースですが、米のもつ甘みや香りを感じることができる優しい味です。そこに、ふんわりとした釜揚げシラスと、喉越しのいいモロヘイヤとオクラのネバネバトッピングは、なかなか良い組み合わせでした。
あっさりして食べやすく、しかも、カルシウムやタンパク質、ミネラルやビタミン、食物繊維もたっぷり含まれ、夏バテ防止にぴったりです。とても美味しくいただきました。
お店オープンの経緯など、店長の沖田さんに伺いました。
ビオ オジヤンカフェを運営しているのは、マン・フュージョン・システムという、もともとアパレルがメインの会社。社長が「自分たちが、仕事帰りに寄りたくなるカフェ」を作りたいと思ったのがきっかけだそうです。
「仕事帰りには、ジャンクなものより体に優しいものを食べたい」という願いから、思いついたのが「おじや」。
そして自分たち「おやじ」が入りやすいお店。
そのころの食のブームといえば「アジアン」。
「おじや」「おやじ」「アジアン」…この3つの言葉を組み合わせて考えた名前が「Ojiyan Cafe」なのだとか!
ところが、オシャレな店構えや、体に優しいメニューを出していたところ、オヤジではなく、圧倒的に女性客が多くなり、メニューもどんどん女性に好まれるものになっていったのだそうです。
「オクラとモロヘイヤのトッピング」も、そんな中から出てきたメニューのひとつ。
お通じに良いとされる食物繊維や、アンチエイジング効果があるビタミン類、骨粗鬆症予防になるカルシウムなど、確かに女性の気になる成分が豊富なトッピングですね。
落ち着いた雰囲気のオシャレなカフェで、体をいたわる美味しいおじや。男性の方もぜひ、ココロとカラダを癒しに訪れてみてください。
※掲載内容は取材時点のものです。ご利用の際には、直接、店舗等にご確認ください。