道の駅いながわ 食事処 そばの館
「麺といえばうどん」というイメージが強い関西ですが、最近は地域活性化を目指して「そばを特産品に」と、そば栽培に力を入れる地域が増えているようです。兵庫県と大阪府の県境に位置する、猪名川(いながわ)町も、そんな地域のひとつ。数年前から休耕田を利用してそばを栽培し、特産品としています。
道の駅いながわにある「そばの館」は、猪名川町産そば粉の十割そばが味わえる店として地元の人や観光客に人気です。毎日石臼で挽くそば粉を使っているから、挽きたての風味豊かなそばを堪能できます。
「そばの館」の夏の人気メニュー「いなとろそば」は、十割そばにモロヘイヤ、オクラ、とろろ芋、なめこなど、低カロリーで栄養価の高い具材をのせた、冷たいおそば。喉越しも良く食べやすくて、夏バテ予防にうってつけの一品です。
館長の林みつ子さんにお話を伺ったところ、「いなとろそば」は、発売から今年で3年目。とても人気があり、これを目当てに来られるお客様も多いのだとか。
そば好きが高じて、主婦から館長になられたという、そば愛溢れる林館長に教えていただき、猪名川町内のそば畑を訪ねてみました。
まだ最盛期を迎えてはいないそば畑ですが、一面に咲き誇る可憐な白い花が美しく、町域のほとんどを兵庫県立自然公園が占めるという自然豊かなこの町の風景に、文字通り花を添えていました。
※掲載内容は取材時点のものです。ご利用の際には、直接、店舗等にご確認ください。