道の駅 美並
国道156号線沿い、奥美濃地方の玄関口に位置する「道の駅 美並(みなみ)」。周囲を山々に囲まれた清流・長良川のほとり、風光明媚な自然環境の中にある「道の駅 美並」は、郡上八幡へのツーリストの休憩地として人気があります。
この道の駅で「美味しい」と話題になっている名物の1つが「モロヘイヤソフトクリーム」です。
経営者の交代などもあり、モロヘイヤソフトクリームが、いつどのような経緯で始まったのか詳細は不明ですが、現地で長年働いていらっしゃる販売スタッフの女性が少しご存知で、お話を伺うことができました。
その方によると、「販売を始めて、20年以上は経っている」とのこと。
当初、近所にモロヘイヤを栽培し、乾燥・粉末加工までされていた農家さんがおり、その方のモロヘイヤ粉末をソフトクリームに混ぜてみたところ、評判が良く、定着したらしいとおっしゃっていました。
夏場、多い時には1日に数百本も出るという、ソフトクリーム。「バニラ」「メロン」と並び「モロヘイヤ」もよく売れるそうです。
「みなさん、始めは、えっ?モロヘイヤのソフト?と驚かれますが、お勧めして食べていただくと、気に入ってくれる方が多いです。」とのこと。
最近になって、地元のモロヘイヤ農家さんが高齢のため、粉末モロヘイヤの供給が無くなってしまいましたが、人気のあるモロヘイヤソフトクリームなので存続を決め、現在は他県から粉末モロヘイヤを調達して、販売をつづけているそうです。
長良川のせせらぎをBGMに、モロヘイヤソフトクリームでひとときの涼を感じる…そんな一コマの夏の思い出はいかがですか?
※掲載内容は取材時点のものです。ご利用の際には、直接、店舗等にご確認ください。