昆布には、アルギン酸やフコイダンという、モロヘイヤとはまた違う種類の食物繊維がたくさん含まれています。だしをその都度作るのは手間がかかりますが、昆布水を作り置きしておけば、手軽に作れますので、ぜひお試しください。
① 合わせだしを作る。作り置きしてある昆布水を鍋で沸騰させ、かつお節を入れて約1分煮出し、火を止める。3分くらい放置したあと、清潔な布や網でこす。
② 具の準備。モロヘイヤは茎と葉に分けておく。葉が大きい場合は、食べやすい大きさに切る。油揚げは熱湯をかけて油抜きし、食べやすい大きさに切る。長ねぎは小口切りにしておく。
③ ①のだしにモロヘイヤの茎の部分を先に入れて30秒煮てから、葉と油揚げ、長ねぎを入れて約1分中火で煮る。
④ 弱火にし、味噌を溶き入れたら、火から下ろす。
昆布水の作り方
昆布とかつお節から作る合わせだしには、粉末だしにはない自然な旨みと栄養がありますが、昆布は水に戻さなければならないのが少し面倒。お忙しい人には昆布水を作り置きすることをお勧めします。
作り方は、表面の汚れを軽く拭き取っただし昆布を水に入れるだけなので簡単。昆布は切り口から旨み成分が出るので、細く切ることで切り口の面積を増やすとより濃いだしになります。(昆布の量は水1.5リットルに20g程度が目安)
1日くらい浸けたら昆布は取り出します。冷蔵庫で1週間くらいは保存が効きますので、いろいろな料理に使えます。