前回モロヘイヤを植えた5本の畝の隣に、新たに5本の畝を作り、さらに500本のモロヘイヤの苗を定植します。鞍居地区ふるさと村づくり協議会のみなさんに加えて、モロヘイヤ応援隊からは今回8名の参加。前回を上回る人数での、にぎやかな作業となりました。
この日に先駆け、6月6日(土)に、肥料入れと畝立てを実施しました。
今回は、あらかじめ土壌検査を行い、土壌の状態に合わせた肥料を選んでいます。
<肥料内容>
・発酵牛ふん900kg(完熟堆肥)
・消石灰(粉)60kg
・元肥 椿油粕(有機JAS指定)20kg
・元肥 バイトルプラス(有機JAS指定)20kg
野菜の生育には、土壌のpHは6.0〜6.5(弱酸性)が良いとされていますが、土壌検査の結果、ここの土地はやや酸性に傾いていることがわかったため、アルカリ性に変えてくれる消石灰を使っています。
肥料の違いによって、収穫したモロヘイヤの栄養成分がどのように変わるか、検査する予定です。
鞍居地区ふるさと村づくり協議会の河合会長から、今日の作業に関しての説明を受けて、スタートです。
今回初参加のモロヘイヤ応援隊の中には、モロヘイヤ栽培が始めての人もおり、協議会の方たちから指導を受けながら作業をしました。
こころ農園の大前さんが持参してくれた、自作のマルチ穴開け機も大活躍。
だんだん作業に慣れてきました。「美味しくなりますように」と願いを込めて植えていきます。応援隊のみなさん、とっても楽しそうです。
新たな5畝への定植作業完了。
ここから、先月定植した畑の手入れとマリーゴルドの定植作業です。
5月15日に植えた分は、概ね順調に育っていますが、中には害虫にやられた苗もありました。茎の部分が根元でかじられて、苗が倒れたり傾いたりしているものが何本かありましたが、これは「ヨトウムシ(夜盗虫)」の仕業です。
被害にあってしまった苗や、その隣の苗の根元の土を掘ってみると、ヨトウムシが見つかることも多いようです。この日も何匹も見つけて駆除しました。
さらにコンパニオンプランツとして、マリーゴールドを定植します。
マリーゴールドは虫除け植物のひとつ。植物の栄養を奪い農作物に被害を与える線虫という害虫は、マリーゴールドの根から分泌されるαテルチエニルという物質を嫌うため、マリーゴールドを近くに植えることで予防になると言われています。
マリーゴールドは、畝の中央と畑の脇(いずれも一部)に限定して植えました。マリーゴールドをそばに植えた畝のモロヘイヤと、植えていない畝のモロヘイヤで害虫被害に差がでるのかを検証します。
手入れが終わった畑にたっぷりと水をまきます。
そして、ヘイミカチャンネルの収録。
この日の様子は、あおつぶチャンネルでもご覧いただけます。
ぜひご覧ください。