モロヘイヤ効果研究所
モロヘイヤ応援隊が行く!

「国際果実野菜年2021」のレシピコンテストで、モロヘイヤ応援隊の応募作品が「特に優れたレシピ」に選ばれました!

取材日:2022年5月6日(金)
包まないモロヘイヤ餃子包まないモロヘイヤ餃子

包まないモロヘイヤ餃子

2021年は国連総会で採択された「国際果実野菜年(International Year of Fruits and Vegetables)」。これを受け、農林水産省は、果実や野菜を毎日の食生活に取り入れる重要性を広める取り組みとして、「一般家庭で作ること・食べることができる果物や野菜のおすすめレシピ・食べ方」を全国から公募しました。

モロヘイヤ応援隊は、このコンテストに応募。436品の応募の中で、オリジナルレシピ『包まないモロヘイヤ餃子』が、みごと「特に優れたレシピ」39品の一つに選ばれました。

『包まないモロヘイヤ餃子』は、白菜やニラの代わりにモロヘイヤを使った餃子。包む代わりに餃子の皮を敷き詰めたフライパンにモロヘイヤ入りの肉ダネを広げ、その上に餃子の皮を並べて、両面をこんがり焼いて作ります。

プロジェクトご担当者
のコメント

今回は、3人の管理栄養士の先生たちが、レシピどおりに実際に料理を作って試食された上で審査してくださいました。モロヘイヤは、まだあまり馴染みがなくて美味しい食べ方がわからないという人も多いかと思いますが、「包まないモロヘイヤ餃子」は、モロヘイヤを、みんなが大好きな餃子のタネに使ったアイデアが良く、また「包む」という面倒な工程をうまく省略しているところが独創的。簡単で作りやすいことで普及性もある、と高評価でした。

農林水産省農産局園芸作物課
 髙畑涼平様

メニューを開発された、モロヘイヤ応援隊の佐伯亜希子さんにお話をききました。

モロヘイヤ応援隊 佐伯亜希子さん

モロヘイヤ応援隊 佐伯亜希子さん

受賞おめでとうございます。このレシピコンテストには、どのような経緯で応募されましたか?

佐伯さん:モロヘイヤ応援隊メンバーの一人が今回の農林水産省の公募を見つけて、挑戦しようということになり、いくつか作ったレシピの中から5品を選び応募しました。

「正確性」「見栄え」「汎用性」「独創性」「普及性」という5つの審査項目のうち、「独創性」「普及性」のポイントが特に高かったようですね。どのような発想で考案されたのですか?

佐伯さん:「量をたくさん食べてほしい」「美味しく食べてほしい」そして「簡単に作れるものがいい」ということを念頭において作りました。発想の元は実は『かしましめし』(おかざき真里 著)というコミックなのです。話の中に「包まない餃子」が出てきたことがあって、それがヒントになりました。

レシピを作る際に苦労したことはありますか?

佐伯さん:モロヘイヤと挽肉を混ぜて餃子のタネを作りましたが、水分の加減に気を使いました。多すぎるとドロドロしてまとまらず、少なすぎるとボソボソした感じになってしまいます。また、餃子の皮を並べる際、重なる部分が多過ぎると焼いた時に固くなるので、あまり重ならないように気をつけながら均等に並べました。
両面が焼けたらパイのようにナイフなどで切り分けて食べます。

5点応募されたとのことですが、他の4点はどのようなレシピですか?

佐伯さん:モロヘイヤのサラダ、モロヘイヤのペペロンチーノ、モロヘイヤの太巻き、それからモロヘイヤの(包む)餃子です。モロヘイヤのサラダには生の若葉を使いました。サラダは手軽にできるし、シーズンはじめ頃の柔らかい若葉は生でもとても美味しく食べられますので、みなさんにもぜひ試していただきたいです。

モロヘイヤのサラダ

モロヘイヤのサラダ

モロヘイヤのペペロンチーノ

モロヘイヤのペペロンチーノ

佐伯さんは、株式会社青粒 の社員として、普段はどのような仕事をされていますか?

佐伯さん:デザイナーとして、商品のパッケージやチラシ、ウェブサイトなどのデザインを担当しています。また、管理栄養士の資格を活かして、社内で栄養や健康についての講座を開いています。会社は健康経営優良法人となっており、社員も健康意識が高いのです。栄養の基礎についての講義をしたり、栄養の観点から生活習慣病についてのアドバイスをしたりしています。

管理栄養士の立場から見て、モロヘイヤはどんな野菜ですか?

佐伯さん:モロヘイヤは他の葉野菜の収穫が減る夏に、多く収穫できる葉野菜です。しかも栄養価がとても高いので、夏はぜひモロヘイヤをたくさん食べていただきたいですね。モロヘイヤは茹でるとネバネバになりますが、このネバネバが苦手な人は、卵に混ぜて卵焼きにしたり、餃子のタネのように挽肉に混ぜて焼いたりすると、気にならなくなると思います。

農林水産省のホームページの中にいろいろな野菜を使ったレシピ436品が掲載されています。もちろん「包まないモロヘイヤ餃子」のレシピもありますので、ぜひ作ってみてください。

今後もモロヘイヤを使った美味しい料理の開発、期待しています。ありがとうございました。

もっとたくさんの人に、
超健康野菜「モロヘイヤ」のことを知ってほしい。

私たちには「モロヘイヤを通じて、愛があふれる健康人生100年時代を実現する」というビジョンがあります。

今回、この「国際果実野菜年2021」レシピコンテストに応募させていただいたのも、モロヘイヤの魅力をもっとたくさんの人に知ってほしい、という思いからです。

圧倒的な栄養価を誇る、超健康野菜モロヘイヤ。

モロヘイヤが人々の日々の生活に取り入れられることで、皆さまの健康に貢献することが私たちの使命です。

モロヘイヤ応援隊 隊長
 永原豊大

記事一覧