イタリアンレストラン PAC
自家栽培のモロヘイヤを使った料理が食べられるイタリアンレストランがあるときいて、大阪府堺市のイタリアンレストランPAC(パック)さんに行ってきました。
イタリアでは野菜のスープの総称はミネストラと言いますが(ミネストラの中で穀物など具がたくさん入ったものをミネストローネと呼ぶようです)、こちらのお店では独自の呼び方で「ミネストロン」と呼んでいます(かわいい響きですね)。
本日いただいたのは、モロヘイヤたっぷりのミネストロン。ガーリックが効いていて味は濃いめ。モロヘイヤでとろみがついているので、同じくモロヘイヤ入りのフォカッチャを浸して食べると、とても美味しいです。
モロヘイヤに限らず、ここのお店で料理に使われる野菜や果物は、ほとんどが自家栽培のもの。シェフのご厚意で畑の見学もさせていただきました。
レストランを一歩外に出ると、庭にはオリーブやレモン、オレンジなどの木々が並び、その向こうには畑や水田が広がっています。
モロヘイヤももちろん自家栽培。シーズンがそろそろ終わりですが、まだたくさんの葉をつけていました。
海外や国内のレストランで修行を重ね技術を磨いてきたシェフが、自家栽培で知り尽くした野菜の魅力をあますところなく引き出す料理の数々。美味しくないはずがありません。
この日いただいた「試食のコース」は、前菜4皿、パスタ3皿、デザート2皿にパンとコーヒー。1つ1つ手の込んだお料理が次々に供され、どれも美味しく堪能しました。
コースの内容は月替わりです。来月のコースでは、「自家栽培モロヘイヤのチキンラグー カッペリーニ ジェノバ風」が食べられるようです。これも美味しそうですね。また、お邪魔したいです。
※掲載内容は取材時点のものです。ご利用の際には、直接、店舗等にご確認ください。