モロヘイヤ効果研究所

モロヘイヤヌードルや有機モロヘイヤ玄米パスタが欧米で大ブレーク!

自然と人間が調和した持続可能な社会を目指し、
タイの農園で本物の野菜作りに挑む!

ハーモニーライフ・インターナショナルハーモニーライフ・インターナショナル

アメリカのホールフーズ・マーケットで販売されている「モロヘイヤヌードル」とは

Whole Foods Market(ホールフーズ・マーケット)は、全米を中心に500店舗以上を展開するスーパーマーケット・チェーンで、オーガニック食品や自然食品、地産地消の商品など、厳選された食材のみを販売していることで有名なお店です。

そのホールフーズ・マーケットで販売されているモロヘイヤのヌードルがあります。

アメリカの超人気アニメーションクリエイター、アラン・ベッカー氏によるモロヘイヤヌードルの紹介動画がこちら。

動画の中に出てくる「Mr. Sho Oga」とは、タイでモロヘイヤヌードルを製造販売する「Harmony Life International(ハーモニーライフ・インターナショナル)」の創立者でCEOの大賀昌さんです。

今回、ハーモニーライフ・ジャパンの所在地である福岡にて、大賀昌さんのお話をうかがうことができました。

本来のチカラをもった野菜を作りたい

大賀さんがタイでハーモニーライフ・インターナショナルと、オーガニック農園 ハーモニーライフ・オーガニックファーム(Harmony Life Organic Farm)を設立したのは、1999年。

大賀さんは、医療機器メーカーのタイ支社長としての勤務経験から同国をよく知っており、農業と加工食品の製造販売会社を始めるにあたって、規制が厳しく土地の価格も高い日本ではなく、タイでの起業を決めました。

Harmony Life International

ハーモニーライフ・インターナショナル CEO 大賀昌さん

医療のめざましい進歩にもかかわらず、相変わらずさまざまな病気が蔓延している現状があります。長年、医療関係の仕事に携わってきて大賀さんが考えたことは、その原因の1つが昨今の食べ物にあるかもしれない、ということです。

農薬、化学肥料、ホルモン剤、多種多様の添加物、化学調味料…大量生産・大量消費に適応させる過程で、食品が本来もつ力を失っているのではないか、という思いから、本来の力を持った健康な野菜を育てるために、大賀さんが選んだ方法が有機栽培(オーガニック)でした。

Harmony Life International

大賀さんが運営するタイのオーガニックファーム

12ヘクタール強の大賀さんの農園のうち、約40%がオーガニックのモロヘイヤ。残りの60%では70種類以上の野菜や果物を栽培しています。

大賀さんの目的は2つ。栄養価に優れた良い野菜と信じているモロヘイヤを栽培し、その加工食品を作ることがひとつと、オーガニックの野菜や果物だけで酵素飲料を作ることがひとつ。この酵素飲料を作るために、モロヘイヤを含む70種類もの野菜や果物が必要だったのです。

モロヘイヤヌードル

モロヘイヤヌードル

有機モロヘイヤ玄米パスタ

有機モロヘイヤ玄米パスタ

酵素ドリンク「極み」

酵素ドリンク「極み」

有機認証制度、オーガニック・タイランド制定の立役者

大賀さんが農業を始めた頃のタイでは、オーガニック栽培は、まだほとんど行われていませんでした。そんな中、大賀さんは孤軍奮闘してオーガニック栽培の経験を積む一方、タイ政府に対して、オーガニック認証の創設を働きかけ続けました。

その結果、3年後の2002年にはタイのオーガニック認証制度、オーガニック・タイランドが制定されたのです。

タイのオーガニック認証マーク

タイのオーガニック認証マーク

オーガニック・タイランド認証では、国のサポート体制がかなり手厚く、毎年の認証更新に必要な検査費用はすべて国が負担してくれるのだそうです。

オーガニック農場モデル農園に指定され、
農業研修をスタート

大賀さんの農場は、2006年、タイ政府農業省よりオーガニック農場のモデル農場として認定され、大賀さんは、オーガニック農法の指導にも当たりました。タイのオーガニック農業における、大賀さんの功績は大きいですね。

大賀さんは現在、年間500名ほどの研修生を農園に受け入れて、農業研修を行っています。約半数がタイ人、その他ほとんどがアセアン諸国からの研修生、日本人は50〜60人にとどまります。

Harmony Life International

大賀さん曰く、栽培方法もさることながら、これからの農業ではマーケティングが大切。ヨーロッパやアメリカに比べて、オーガニック農業が遅れている日本にも、ぜひ頑張ってほしいとのことでした。

バンコクにオーガニックレストランをオープン!

さらに2010年、タイの首都バンコクにオーガニックレストラン「SUSTAINA(サスティナ)」をオープンします。

「サスティナ」の名前は、サスティナブルな世界の実現を願ってつけられた名前です。1階には、オーガニック農場のアンテナショップが併設され、旬のオーガニック野菜やハーモニーライフのオーガニック製品も販売されています。また、4階にあるセミナールームでは、オーガニック農法や食と健康、環境改善などについてのセミナーを開催しているそうです。

オーガニックレストラン「SUSTAINA(サスティナ)」

オーガニックショップ&レストラン SUSTAINA(サスティナ)

「サスティナ」オープン当初は、海外からの観光客が中心でしたが、徐々にタイの人々にもオーガニックの良さが認知されていき、今ではタイのお客さんもたくさん来店するようになったとのことです。

大賀さんが考えるエコサイクル

「自然を破壊し、人間だけが幸せになることは不可能だと、多くの人々が気づき始めている」と大賀さんは言います。私たちが、健康で幸せな生活を送るためには、自然と調和のとれた生き方を学ぶ必要があります。

ただ「食べる・使う」だけでなく、自然を破壊することなく生産する方法を知り、人間の健康を害することなく自然の恵みをいただく方法を知る。それが「自然と調和のとれた人間の生き方」なのではないかと大賀さんは考えています。

下の画像をクリックすると、「ハーモニーライフのオーガニック農法」のページが開きます。大賀さんのオーガニックへのこだわりがよくわかるページです。

ハーモニーライフのオーガニック農法

大賀さんがモロヘイヤを選んだ理由

最後に、「数ある野菜の中でモロヘイヤを選ばれた理由は何ですか?」とおききして、返ってきた言葉に驚きました。

「それは、青粒さんがいたからですよ」

まだ日本にいたころに青粒(モロラボを運営している会社)を知ったことでモロヘイヤの栄養価の高さに興味を持ち、酵素飲料を作るなら、ぜひモロヘイヤを入れたいと考えていたのだとか。

ハーモニーライフさんと青粒、実はずっと昔から繋がっていたのですね。何だか運命を感じた瞬間でした。

大賀さんは、タイで会社と農園を経営されていて、製品の輸出先のほとんどがヨーロッパやアメリカ。日本には、年に3回ほど、トータルでも3週間くらいしか帰ってこないそうで、今回、福岡でインタビューできたのは、とてもラッキーでした。

機会があれば、ぜひ一度、ハーモニーライフ・オーガニックファームを訪れてみたいです。

作ってみました!モロヘイヤヌードル

モロヘイヤヌードル

モロヘイヤヌードル」は、農薬、化学肥料を使用せずに栽培したモロヘイヤをブレンドした、ノンフライのベジタブル乾麺。原材料のモロヘイヤは、ドイツ、アメリカ、カナダ、ヨーロッパ、タイ、日本のオーガニック認証を取得しています。
パスタやつけ麺、焼きそばのように食べられますが、生野菜や温野菜と一緒にサラダとして食べるのもおすすめです。

モロヘイヤヌードル

作ってみました!有機モロヘイヤ玄米パスタ

有機モロヘイヤ玄米パスタ

有機モロヘイヤ玄米パスタ」は、オーガニック栽培のモロヘイヤと玄米で作った、着色料、防腐剤、保存料無添加のパスタ。ドイツ、アメリカ、カナダ、ヨーロッパ、タイ、日本のオーガニック認証を取得しているオーガニック製品です。小麦粉を使っていないのでグルテンフリー。酸化を避けるため、玄米は製粉しない特殊な製法でパスタにしています。ヘルシーで飽きのこない美味しさが人気のパスタです。

アンチョビとキャベツの有機モロヘイヤ玄米パスタ

アンチョビとキャベツの有機モロヘイヤ玄米パスタ

ミートソースの有機モロヘイヤ玄米パスタ

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ハーモニーライフ・インターナショナル

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